文化祭まであと
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②福山(広島県) 人口45万人 備後灘
思いつきで始まった連載企画。今回は、なぜだか影の薄い町、福山です。

福山へは、東京からのぞみで3時間、普通列車で13時間。四国方面からのバスの玄関口にもなります。広島からも岡山からも、近いわけでも遠いわけでもないという微妙な距離感で、独自の地位を築いています。

駅前の様子。高層の建造物が目立つ、栄た町の駅前です。最初来たときに、こんなに発展しているのかと驚いた記憶があります。
人口45万人というのは、東京で言うと、町田に相当します。街の中心が駅前になっているので、なおさら大きく感じます。岡山市の人口が70万人ですから、そこまで差があるという訳ではありません。四国からのアクセスもいいですし、道州制が施行された際の州都にどうですかね?

駅の裏手には福山城がそびえています。本当に近いですね。道一本隔ててもう石垣。

景勝地である鞆の浦です。この地は、その昔から潮待ちの港として栄えました。基本的には穏やかな瀬戸内海ですが、干潮の際と満潮の際では水位がだいぶ異なります。その際に水が流れ込む、あるいは引き上げる境界となっていたのが、この場所です。

古来からの港ということで、車の通れないような細い道が続きます。普通に迷子になりかねません。

高台に登ってきました。港を一望する寺の入り口です。陸地がせり出しており、波を妨げるようになっている天然の良港です。

公営航路に乗って、仙酔島に渡ってきました。国民宿舎が廃業になってからはほとんど需要のない航路だそうです。

山頂からの展望です。逆光で分かりづらいですが、古い建物がここからでも見えます。あと、新しいビルが景観を削いでいますね。観光地にはありがちな現象ですが……、商業主義と景勝的観光地の塩梅は難しいですね。
今回はこの辺りで。それでは。