文化祭まであと
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こんにちは、とりめしです。今回は、夏合宿5日目の報告文を書いていこうと思います。
行程表
釧路 538
↓ 根室線快速はなさき根室行
根室 801
駅前ターミナル 820
↓ 根室交通納沙布線納沙布岬行
納沙布岬 904
<北方領土観測>
納沙布岬 955
↓ 根室交通納沙布線駅前ターミナル行
駅前ターミナル 1039
根室 1108
↓ 根室線快速はなさき釧路行
釧路 1322
釧路 1335
↓ 釧路湿原ノロッコ4号塘路行
塘路 1417
塘路 1450
↓ 釧路湿原ノロッコ3号釧路行
釧路 1534
釧路 1613
↓ おおぞら10号札幌行
札幌 2029
札幌 2044
↓ 函館線普通小樽行
小樽 2130
本文
この班は、根室本線の末端区間である花咲線に乗車、そして廃止宣告されている 釧路湿原ノロッコ号に乗り、おおぞらで札幌に向かう班です。ところが前日天気予報で明日の根室の天気を調べてみるとなんと雨‼これでは岬から北方領土を観測できない!ということで鉄研部員の納沙布岬への意欲は失せていき、結果的には13時に釧路駅に集合になりました。それまでは自由行動らしいので、私はJR北海道完乗のためにも納沙布岬キャンセル版根室往復をすることにしました。
納沙布岬をキャンセルすることで時間に余裕が生まれたので、所定の一本後の列車で行くことにしました。そしてこの列車が運良く地球探索鉄道の車両の運用にあたりました。この車両はJR北海道が誇る気動車キハ54とキハ40が併結して走る珍しい列車です。こいつらももうすぐ廃車なので貴重な経験です。


釧路を出ると東釧路で釧網本線と分かれ、尾幌まで峠を抜けていきます。牡蠣で有名な厚岸駅近くでは、厚岸湾、厚岸湖沿いに海を眺め、別寒辺牛湿原を通ります。


広い草原を走り続け厚床に到着。昔はここから標津線が分岐していました。今も航空写真からその廃線跡を望むことができます。花咲線の名前の由来となった花咲駅は西和田駅の隣にありました。近くには花咲灯台もありますが、利用客減少により2016年に廃止されました。花咲駅の隣の駅は東根室駅、現状日本最東端の駅として知られていますが、2025年のダイヤ改正により廃止されることが決定しました。

東根室からは根室市街地なのであっという間に根室駅に到着。そのまますぐ折り返しの列車で釧路に帰ります。

行きと逆の景色を楽しみ釧路に戻ります。釧路からは釧網本線を走る観光列車のくしろ湿原ノロッコ号に乗車します。一応ここからがフリー班としての行程です。

くしろ湿原ノロッコ号は、釧路湿原の絶景や野生動物を車窓から眺めながらゆっくりと大自然を満喫できる列車で、車内はボックス席とベンチ席が設置されていたり、グッズや食べ物を販売しているカウンターがあったりします。列車は釧路湿原の近くを走り塘路湖の近くの塘路まで走ります。

鉄研部員は特に何もない塘路駅を満喫。途中で鹿やタンチョウを観測しながら釧路駅に戻ります。ここで小休止しておおぞらで札幌に上ります。この間に駅にあったガチャガチャに課金し、かっこいい北海道特急のヘッドマークを模したポーチをコンプリートすることに成功しました。

折り返しのおおぞらが遅れていたので到着が遅れたおおぞら10号で札幌に向かいます。途中の庶路で太平洋を望みながら列車は根室本線を西進します。

車内で晩飯に買った釧路名物のさばといわしのほっかぶりを食。ほっかぶりに関してはさばよりイワシのほうがおいしかったです。池田を過ぎると十勝平野に出て列車は加速。高架駅化されてホームが改札で分けられた帯広に到着。帯広からは列車も増発され幹線感が漂い始めます。新得をでてすぐ本線跡(狩勝旧線)から分かれ、列車は根室本線から石勝線に入ります。つい最近まで根室本線が分岐していましたが、被災しそのまま廃線になりました。JR北海道の廃線ラッシュの一環ですね。急勾配のΩカーブを過ぎ長いトンネルに入り、上落合信号場で本線跡(狩勝新線)と分かれ石勝線単独の区間になります。JR北海道で一番新しい路線(海峡線と新幹線を除く)なのでいたる所をトンネルで貫いていきます。途中鹿に体当たりして車両点検しながら新夕張に到着。ここからは国鉄夕張線の線区に入りますが、高速化はされているので南千歳まで一瞬(要検証)です。千歳線に入るとさらに高速になると思いきや、こちらが鹿と体当たりしている間に20分遅れになっていたため先行の普通列車に詰まらされます。エスコンの最寄りの北広島駅で追い抜き列車は加速、あっという間に札幌です。
あとは普通列車で小樽に向かうのみ。廃車が始まっているクロスシートの721系に乗り50分くらいで小樽に到着です。
終わり
最後までお読みいただきありがとうございます。JR北海道は廃廃ばっかで悲しいですね。次回は日本海を泳いだ話でも書いていこうと思います。