文化祭まであと
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会計のMです。
麻布鉄研では8/19-25の1週間、北海道へ夏合宿を実施しました。しばらくの間、てっけんだいありーでは夏合宿に関する記事を取り上げていきたいと思います。Twitterの方の更新が間に合っていませんが…そのうち部長か副部長が更新してくれることでしょう。
|夏合宿1日目(全体行動) 行程
東京 8:17
↓はやぶさ7号 新函館北斗行き
新函館北斗 12:15/12:37
↓快速はこだてライナー
函館 12:50
〜団体臨時列車運行〜
|東京→函館
夏合宿1日目は終日全体行動です。仮にも鉄研部員なのに乗る電車を間違えて渋谷に行った部員を待ちつつ、新幹線ホームへ。集合場所に鉄研の他にも3-4つの団体がおり、他の学校の方が部員と混ざってしまうというハプニングがありつつも、なんとか全員を新幹線に乗せることができました。


いつも通りOBからたくさんのゴミ差し入れをいただきました。新幹線の車内で悶絶する不味さのフィンランドのグミを押し付けあっていた記憶があります。他にもクレープメーカーなんかを押し付けられました。ゴミの処理が大変でした。


新幹線に乗り、一路北海道へ。仙台や新青森で一瞬ホームに降り立つ部員たちにヒヤヒヤしつつも、なんとか浪士1は出さずに済みました。以前鉄道模型コンテストで再現した区間もしっかり見えましたよ!


新函館北斗ではこだてライナーに乗り換え、本日の宿泊地・函館へ。夏休みということもあってか思ったより混雑していました。麻布鉄研では、だいたい50人ほどが合宿に参加しているので、全体行動では一般の方の邪魔になってしまいやすいのが難点ですね。
函館到着後は一旦解散、弁当等の購入の時間とし、午後はいよいよ貸切列車に乗車します!
|貸切列車運行!
改札を通って函館駅ホームへ。既に貸切列車用、1両編成のヨンマルが待機していました。この列車に乗って「函館〜(藤城支線)〜大沼〜(赤井川)〜森〜(渡島砂原)〜大沼〜(新函館北斗)〜函館」といわゆる”8の字”をめぐっていきます。

鉄研で最後に貸切運行したのは(地方私鉄の小規模なものを除けば)2019年の四国合宿ということで、実に5年ぶりの、念願の貸切列車です。2月からずっと検討を重ねてきたものがこうして実現するというのは、感慨深いものですね。
さて、列車は函館駅を出発し、藤城支線経由で北上していきます。普段は通過列車のない五稜郭駅も、モーターが唸りを上げるかなりの速度で通過していきます。時間に余裕がないのか、普段のヨンマルではまず見られない速度を出していました。
他の乗客の方がいないということで、思う存分に窓を開け、気動車の旅情を楽しみました。こういうことができるのも貸切列車の魅力です。
七飯へから高架線に入り、旅客列車が一日3本しかない藤城支線へ。かつては特急北斗も経由する主要街道だった路線ですが、新函館北斗の開業によりかなり乗車難易度が上がった路線です。まあ、私は翌日も乗ることになるんですが…


トンネルを抜けて、小沼沿いをしばらく走ると大沼に到着。ここからは本線の赤井川・駒ヶ岳を経由して森へ向かいます。大沼公園でサイクリングを楽しんでいた方や、沿線の撮り鉄の方にも手を振っていただきました。貸切中には結構な数の撮り鉄の方を見かけましたよ。
15時、列車は森に到着。この駅で折り返すのですが、30分ほど停車時間があったためドアを開けていただき、集合写真を撮りました。駅員さんに聞いたところ駅舎の外に出ても良いということで、名物のいかめしを購入している部員もいたようです。
さらに、停車中にヨンマルの貴重な幕を見せていただきました!部員の無理なリクエストに応えていただいた車掌さんに本当に感謝です。
下の写真の急行幕のほか、「学園都市線」「修学旅行」などもあり、部員による突発撮影会が行われていました。


さて、森での30分を存分に楽しんだところで、函館方面へ引き返します。帰りは駒ヶ岳を海側に迂回する砂原支線経由。しばらく海沿いを走ったのち、密林の中を走って8の字の合流点・大沼まで向かいます。
大沼から先は新函館北斗を経由する本線へ入ります。帰りもやはりトップスピードで五稜郭を通過し、17時30分ごろ、3時間半にわたる貸切列車の旅を終え、函館に帰還しました。

初日から思い出に残る、最高の貸切列車旅となりました。JR北海道さん、ありがとうございました!
次回以降も夏合宿の様子について連載を続けていきます。お楽しみに!
- 鉄研用語で、本来の行程の列車に乗り遅れてしまった人を指す。 ↩︎